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このサイト内で使われている燃料電池に関する用語を簡潔にまとめました。一般的な定義とは異なる場合もありますので、ご了承ください。

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硫黄酸化物(SOx) 【イオウサンカブツ】
一酸化硫黄(SO)・二酸化硫黄(SO2)など、硫黄の酸化物の総称。酸性雨の原因となる物質のひとつとされている。
一次エネルギー【イチジエネルギー】
自然のまま加工されない状態で供給されるエネルギーのことで、石油、石炭、天然ガスなどの化石燃料、原子力の燃料となるウラン、太陽熱、水力、地熱、風力などを指す。
一次電池【イチジデンチ】
化学反応によって電気を取り出す化学電池の一種。アルカリ、マンガン、ニッケルなどの乾電池やボタン電池などの種類がある。
インバータ【インバータ】
燃料電池本体内にあり、水素と酸素からつくった直流電力を交流電力に変換する装置のこと。
エネファーム【エネファーム】
2008年6月25日、家庭用燃料電池の普及を目指している燃料電池実用化推進協議会が発表した家庭用燃料電池の統一名称。エネルギーとファーム(農場)を組み合わせたもので、水素と酸素から電気と熱をつくることから、農産物を生産する農場のイメージを重ねたという。

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改質 【カイシツ】
天然ガスやLPガス、灯油などから水素を取り出すこと。
化学電池【かがくでんち】
「化学反応によって電気を取り出すもの。燃料電池のほか、一次電池(乾電池やボタン電池など)、二次電池(ニッケル水素電池やリチウムイオン電池など)がある。
カーボンニュートラル【カーボンニュートラル】
「炭素中立的」と訳される。植物が育つときには、光合成によって大気中のCO2を吸収するため、それらを燃やしてCO2が発生しても、大気中のCO2の総量は増えないという考え方。農業廃棄物や木材などを分解して得られるバイオマスがこの名で呼ばれている。
コージェネレーション 【コージェネレーション】
電気だけでなく、発電するときに発生する排熱を利用して、給湯や床暖房などに有効利用するシステムのこと。燃料電池ももちろんこれにあたる。電気と熱の両方を利用することで、エネルギーの利用効率を向上させることができる。
固体高分子形燃料電池【コタイコウブンシガタネンリョウデンチ】
PEFCとも呼ばれる燃料電池の一種。電解質に固体高分子膜(電子を通さず、水素イオンだけを通す膜)を用い、100℃前後までの低い温度で作動するため、一般家庭用を中心に自動車、携帯電話やノートパソコンなど身近な製品に使用されている。
固体酸化物形燃料電池【コタイサンカブツネンリョウデンチ】
SOFCとも呼ばれ、ジルコニア系セラミックスを電解質に使用している。作動温度が700~1000℃と高く、長時間の発電が必要な大規模施設に向いているとされてきたが、近年は研究が進み、2007年からはこのタイプの燃料電池を用いた一般住宅での実証研究も始まっている。

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新エネ法【シンエネホウ】
1977年に施行された法律で、「新エネルギー利用等の得心に関する特別措置法」の略称。この法律では、新エネルギーを「技術的には実用化段階にあるが、経済性の面での制約から普及が進展しておらず、石油に代わるエネルギーの導入促進を図るために特に必要なもの」と定義している。
水素源【スイソゲン】
燃料電池に必要な水素を取り出すもとになる燃料。現状では都市ガス、LPガス、灯油などの化石燃料が主流だが、ゴミや家畜の排泄物、植物などの有機物を分解して得られるバイオマスなどの非化石燃料も水素源として使用できる。
生物電池【セイブツデンチ】
生物化学反応から電気を取り出すもの。酸素電池や微生物電池などの種類がある。

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